世界のハイローラーTOP10

世界のハイローラー達のカジノ武勇伝TOP10

ギャンブル界で語り継がれる、有名ハイローラー達のストーリー

世界のカジノを股にかけ、びっくりするような高額の賭けを行う「ハイローラー」と呼ばれる人達は、映画の中だけの存在ではありません。

私達凡人は、なけなしのお小遣いをはたいてカジノへ行き、せいぜい無料ドリンクを楽しめる程度ですが、「ホエール(鯨)」と称される程の超高額を賭ける事で有名なハイローラーともなれば、渡航費や食事はカジノ持ち、ホテルももちろんカジノ持ちでハイローラー用の豪華スイートに宿泊…カジノはあの手この手のサービスをして彼らにお客さんとして来場して貰おうと努力をします。

そんな伝説のハイローラー達の世界を少し覗いてみましょう…

柏木昭男


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第45代目アメリカ大統領となったドナルド・トランプ氏が「最も恐れた日本人」のひとりと言っても過言ではないのが、山梨県の不動産王として知られる柏木昭男氏でしょう。

柏木氏の出身は決して裕福ではなく、高校を卒業後は富士山の強力(登山者の荷物を運び)として働いていました。バブル経済の時代に不動産で財を成した柏木氏は、ラスベガスをはじめとする世界各地のカジノの常連客となります。

大金を賭ける超ハイローラーの事を「ホエール」(クジラ)と呼びますが、1回の勝負に20万ドルものベットをする柏木氏はホエール中のホエールとしてその名を轟かせました。

柏木氏は1990年、トランプ氏が経営していたカジノに招かれ、バカラで2度の大勝負をしています。

1度目は柏木氏側が驚異の23連勝を達成し、600万ドル(約9億円)を獲得することとなります。これだけでもカジノ史に残る大勝負ですが、2戦目はさらに熾烈を極めました。

当初、今回も大勝の様子を見せていた柏木氏はその後一転、最終的に1000万ドル(約15億円)もの大敗北を喫することとなってしまいました。この世紀の大勝負をきっかけに『世界で最も派手なギャンブラー』と称されることとなります。

1992年、当時54歳の柏木氏は自宅台所で、日本刀のような刃物で首など数十ヵ所を刺され失血死しているのが発見されました。犯人は見つからず、事件発生15年後の2007年、この事件は時効が成立しています。

ロバート・デ・ニーロ主演のアメリカ映画「カジノ」(1995年)のK・K・イチカワはこの柏木昭男氏がモデルとなっています。本当に映画のような壮絶な人生を送った、世界で最も有名な日本人ギャンブラーと言えるでしょう。

井川意高


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柏木氏と並んで有名な日本人ギャンブラーが、ティッシュペーパー「エリエール」でお馴染みの大王製紙の前会長、井川意高氏。カジノ遊びはもちろん、女性タレントやモデルとの交際など、その豪遊ぶりで有名でした。マカオのカジノではベット上限額の50万シンガポールドル(日本円で約3950万円)で勝負していたなど、桁違いの超ハイローラーです。

しかし井川氏はギャンブルに熱中するあまり、カジノで負けが込み、巨額の借金を抱えてしまう事に。彼がカジノに注ぎ込んだ金額はなんと総額106億8000万円。そして借金を返済する為、井川氏は連結子会社から莫大な資金を不正に借り入れ、最終的には特別背任容疑で逮捕されてしまう事となります。

大企業経営者の御曹司として生まれ育ち、東大に現役で合格、高い経営手腕を持ち42歳という若さで社長に就任、プライベートでは芸能人らと交遊 – そんな誰もが望む全てを手にしていたような井川氏がカジノにのめり込んでいった心境と体験を、2013年に出版された、著書『熔ける -大王製紙前会長 井川意高の懺悔録-』で読むことができます。

テレンス・ワタナベ

あの井川氏をも越える金額を負けたのが、日系二世のアメリカ人、テレンス・ワタナベ氏。その金額は2007年時に1億2700万ドル。日本円にして114億円にも上り、カジノ側へ不渡りを起こし、訴訟をされました。

しかしワタナベ氏側も「カジノサイドは自分を酔わせ、酩酊や中毒状態にして逃げられないようにしていた」と反論し、逆に訴えを起こすこととなります。実際彼に対してカジノ側はかなりの厚待遇を用意し、引き留めを図っていたと言われています。

ギャンブラーとして一流という訳ではなく、ハウスゲームを好み、ブラックジャックにおいてもセオリーを無視するなど、破天荒で破滅的なギャンブラーでした。ちなみに訴訟を起こしたカジノの2007年度の売上の内約5%がワタナベ氏によるものだった事実が、ワタナベ氏の凄まじさを物語っています。

チャールズ・バークレー

「空飛ぶ冷蔵庫」「野獣」の愛称で知られていたのが元NBAのバスケットボール選手であるチャールズ・バークレー。NBA史上でわずか5人しか達成していない大記録を成し遂げるなど、まさに伝説的スーパースターの一人ですが、カジノ界でも大きな話題を呼んだ人物として有名です。70万ドル(約8000万円)の勝利時には2万5000ドル(280万円)をチップとしてディーラーに渡したこともあれば、2008年にはカジノ側と交わした4200万円の借用書をめぐり訴訟問題にも発展したことも、良くも悪くもお騒がせ者と言えます。

また、バークレー氏はハイローラー用のテーブルではなくノーマルのテーブルで周りのプレイヤーと楽しくプレイすることを好む人物。もしかするとあなたの隣に座るなんてことも有り得るかもしれません。

フィル・アイビー

27歳という若さでポーカー界のスターダムにのし上がったことから「ポーカー界のタイガー・ウッズ」の異名を持つのがフィル・アイビーです。23歳の時にWSOP(ワールドシリーズオブポーカー)で初の栄冠を獲得すると、そのままとんとん拍子に2年後には3つのタイトルを獲得するなど、すい星のごとく現れたギャンブラーです。

トーナメントでの活躍だけでなく、2006年2月には数学界の権威アンディ・ベールと対戦し、フィル・アイビーは3日におよぶ対戦ののち、1,660万ドル(約17億7000万円)を奪取することに成功することとなります。持ち味は大胆なブラフとハイベット。

海外のテレビ番組で見られる、世界規模の大きなトーナメントの中継などでよく彼の爽快なプレイを観戦する事ができます。

ケリー・パッカー

オーストラリアのメディア王であるケリー・パッカー氏。彼は実業家としての顔だけでなく、世界各国のカジノで次々とハイロールを見せた人物としても有名です。ある時はロンドンのカジノで25億円負け、ある時はアメリカのカジノで30億の勝利したことや、同時に4つのルーレットをプレイしたことなど伝説の多さではハイローラー随一と言われています。

ちなみにケリー氏の息子であるジェームズ・パッカー氏もカジノ界でその名を知らない者は居ないレベルの人物。しかしジェームズ氏はハイローラーとしてではなくカジノの経営者側として成功を収めています。立場は違えど、カジノ界に多大な影響を及ぼした親子といえるでしょう。

ドン・ジョンソン

ブラックジャックとポーカーのプレイヤーとして名を馳せていたドン・ジョンソン氏。彼がずば抜けてその力を発揮したのが2010年の事です。高額ベットのゲームに招待されたジョンソン氏は3つのホテルを回り、結果として半年で約1500万ドル(約16億円)もの勝利を手にすることとなります。

この結果ジョンソン氏は2つのカジノからプレイ制限を設けられることになり、最後に訪れたシーザーズパレスでは出入り禁止を通達されてしまいます。ギャンブラーとしてはもちろんのこと、交渉人としても一流であり、自らに有利な条件を引き出すのに長けた頭脳派プレイヤーです。

アーチー・カラス

伝説のギャンブラーとして著名なのがアーチー・カラス氏。1992年にたった50ドルからカジノ通いを始め、3年間で4000万ドル(約45億円)にまで増やし続けることに成功し、カジノ史でも「最も長い連勝記録」を達成した人物となりました。

一介のウェイターだった彼のカジノ処世術はズバリ「身分の高そうなフリをすること」。身なりやホテルの部屋、さらには愛人まで。いかにも「お金持ちで資金が豊富である」と相手に思い込ませることで勝利を手にしやすくしていました。

しかし彼は4000万ドルをたった3週間で失ってしまい。最後はカードに細工をするイカサマが発覚。ネバダ州のカジノブラックリスト入りという最悪な結末を迎えることとなってしまう。

ブルネイ国王 ハッサナル・ボルキア

ブルネイ国は小国ながらも石油や天然ガスの産出国として世界的に見てもかなり裕福な部類にあり、税金・医療費・教育費がすべて課せられない夢のような国家です。そんな国の王であるハッサナル・ボルキア氏も、やはり規格外の資産額。特に世界有数の高級車コレクターとして知られ、その所有台数は裕に5000台を超えているとのこと。

世界トップクラスのお金持ちは、カジノでのベッティングもはや常軌を逸したもの。有名なエピソードとしてはルーレットすべての目に約22万ドル(2500万円)をベッティングしたなんてものも。多くのハイローラーやギャンブラーが“勝利”を欲するのに対し、ボルキア氏は純粋に「マネーゲーム」としてカジノを楽しんでいたようです。

アドナン・カショギ

日本でも有名な「ロッキード事件」に裏で関与していたといわれるサウジアラビアの武器商人がアドナン・カショギ氏。そんな彼も、表の世界ではブラックジャックとバカラのハイローラーであり無類のカジノ好きといて有名でした。わずか3か月で1010万ポンド(約14億円)を費やしたこともあります。

アドナン・カショギのエピソードとして有名なのがヒルトンインターナショナルの売り上げ実績を20%近く下げたなんて逸話もあります。しかし、いいことは長くは続かず、今ではロンドンのリッツに3億ポンド(約422億円)もの負債を抱えてしまっているとのこと。ですが、彼にとってどんなカジノでの大敗よりも一番の痛手だったのは離婚時の慰謝料(約950億円)だったことでしょう。

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