2020年日本人お金持ちランキング、トップ50人まとめ
お金持ちと聞くと、それぞれイメージする方がいる事でしょう。アメリカの経済紙『フォーブス』では毎年、世界と各国の長者ランキングを発表しています。その2020年最新版を元に、各お金持ちのプロフィールを加えてみました。実際、日本でトップのお金持ちはどのくらいの資産を持っていて、どのように富を築き上げてきたのか。ランキング形式でTOP50にまとめました。
🥇 1位:柳井正(やないただし)氏 – 総資産:2兆3870億円
2019年に引き続き、2020年の発表でも堂々1位をキープしたのは、カジュアルファッションで世に知られている、お馴染み「ユニクロ」を中心とした企業グループ持株会社であるファーストリテイリング代表取締役会長兼社長。学生時代は夢もなく怠惰な生活をしていたとのことですが、実家の紳士服店を手伝っている中で経営の魅力に気づき、経営者の道へ進みました。一代で富を成し世界ランクングでも41位に付けています。
🥈2位:孫正義(そんまさよし)氏 – 総資産:2兆1940億円
ソフトバンクグループ株式会社代表取締役会長兼社長兼CEO。携帯電話会社として有名ですが、他にも野球球団の経営やベンチャー企業への投資など幅広く活躍されています。在日韓国人の事業家の二男として生まれ、幼少期は貧乏や差別で非常に苦労していたとのことです。その後、高校を中退し憧れの経営者に会うために渡米し、現在の元となる会社を設立し成功を収めました。
2020年現在、ソフトバンクGは過去のWeWork等へのアグレッシブなベンチャー投資や巨額の赤字が取り沙汰されていますが、日本を代表する投資家として動向が常に注目されています。
🥉3位:滝崎武光(たきざきたけみつ)氏 – 総資産:2兆1190億円
日本屈指のセンサー機器開発販売企業である株式会社キーエンスの創業者。キーエンスは従業員の平均年収が2000万円を超えると話題になりました。20代のうちに二度の起業と倒産を繰り返し苦労はしたものの、理系出身ならではの「理詰め」を行う経営スタイルにより一代で大企業を創り上げました。
4位:佐治信忠(さじのぶただ)氏 – 総資産:1兆60億円
サントリーホールディングス代表取締役会長。缶コーヒーのBOSSや炭酸飲料のペプシなどが有名で誰もがサントリーの商品を口にしたことがあるでしょう。アメリカのカルフォルニア大学の大学院を卒業後、一般企業に就職しました。その後、祖父である鳥井信治郎氏が創業したサントリー株式会社へ入社し、周囲の反対を押し切る「やってみなはれ」の精神で、様々な創業や買収を次々に成功させ日本では誰もが知る会社へと成長させました。四代目の代表取締役を経て現在は会長職として経営しています。
5位:高原豪久(たかはらたかひさ)氏 – 総資産:6320億円
生理用品や紙オムツの分野でトップのシェアを誇るユニ・チャーム株式会社の代表取締役。同社を創業した高原慶一朗氏の長男で、2001年から代表取締役を務められています。グローバル化を進め、売上を大きく伸ばした凄腕経営者として知られています。2014年には著書『ユニ・チャーム 共振の経営 「経営力×現場力」で世界を目指す』(日本経済新聞出版社 )、2016年には『ユニ・チャーム式 自分を成長させる技術』(ダイヤモンド社) が出版されています。
6位:三木谷浩史(みきたにひろし)氏 – 総資産:5780億円
あらゆる事業を展開している楽天株式会社の創業者であり代表取締役会長兼社長。華々しい経歴を持っていて、エリート街道まっしぐらの学生時代でした。一橋大学を卒業し銀行に入社するも在職中にハーバード大学でM B Aを修了。帰国後銀行を退社し楽天を創業しました。インターネットが発達してない頃に楽天市場をネット上に立ち上げ、また野球球団を新たに作るなど新しい道を切り開く者として名をはせました。ゼロからスタートさせた会社であるからこその苦労や批評など多いですが、とても勇敢な経営者です。
7位:重田康光(しげたやすみつ)氏 – 総資産:5030億円
ネット通信最大手の株式会社光通信を創業し、代表取締役会長兼CEOを務めています。電話加入販促の企業に就職し、数年後、現会社を創業しました。34歳の時に携帯販売事業を主に東証一部に上場を果たし、1999年には世界第5位の富豪として紹介され、250億ドルもの資産を持つ大金持ちになりました。しかし、大量の架空契約が発覚し、株価が暴落するものの事業再建に力を入れ、見事V字回復した手腕も持ち合わせています。
8位:毒島秀行(ぶすじまひでゆき)氏 – 総資産:4390億円
パチンコメーカーである株式会社三共の代表取締役会長を務めています。毒島家は歴代お金持ちランキングに名を連ねているほどお金持ち一族で有名です。三共グループといえば、超一等地である東京都渋谷区に400坪越えの自宅を次々と建てる財力があると話題となりました。
9位:似鳥昭雄(にとりあきお)氏 – 総資産:4280億円
株式会社ニトリの創業者であり、代表取締役会長。持株会社である株式会社ニトリホールディングスの代表取締役会長も務めています。今だから話せることだと思いますが、高校は裏口入学、大学は替え玉受験で入学したなど破天荒なエピソードもお持ちです。就職した会社もなかなか合わず退社を繰り返す内に自分で商売を始めたのがニトリを創業したきっかけです。2019年の14位から、2020年は9位にランクアップ。
10位:森章(もりあきら)氏 – 総資産:4170億円
森トラスト・ホールディングス社長として活躍しておりましたが、現在は社長職を実の娘に全権明け渡しました。現役の頃は森氏の父親が創業した森ビルを始めとする不動産業からホテルリゾートの経営など様々な事業を展開しました。2008年にはお金持ちランキングで75億ドルもの資産で第1位に輝くなど絶大な富と名誉を手に入れました。
11位:永守重信(ながもりしげのぶ)氏 – 総資産:3960億円
28歳の若さで日本電産株式会社を創業し、現在75歳でありながらも代表取締役会長兼CEOとして現在も活躍中。1代で世界的なモーターメーカーとして会社を育てた秘訣は、優秀な技術を持つが経営不振に陥った企業を次々に買収し、子会社化することで再建するといった経営指針によるものです。
12位:土屋哲雄氏 – 総資産:3530億円
-作業服の販売チェーン最大手であった株式会社ワークマンの常務取締役。一般客向けに低価格で高機能のアウトドアウエア「ワークマンプラス」を立ち上げ、快進撃を支えた中心人物。一般客への客層拡大だけでなく、全部署にデータ分析と活用を求める「データ経営」を取り入れ、5年計画で社内変革を進めました。失敗を恐れず変革に挑戦する姿勢を貫き、成功を収めました。
13位:伊藤雅俊(いとうまさとし)氏 – 総資産:3480億円
株式会社イトーヨーカ堂、株式会社セブン-イレブン・ジャパン、株式会社デニーズ・ジャパンを創業し、全ての会社で代表取締役に就任し活躍しました。現在は、セブン&アイ・ホールディングス名誉会長として在職しています。知らない人はいないセブンイレブンは年間約4兆9千億円もの売上を出し、お金持ちランキングにランクインするのも納得の結果です。
14位:三木正浩(みきまさひろ)氏 – 総資産:3430億円
靴小売業大手の株式会社ABCマートの創業者であり、最高顧問として現職中です。お金持ちっぷりのエピソードとして、競馬にあまり興味がないものの、2019年に初参加した競走馬のオークションで合計3頭を落札し、総額2億2100万円もの大金を使いました。
15位:安田隆夫(やすだたかお)氏 – 総資産:3370億円
様々な商品を置く総合ディスカウントストアとして有名な株式会社ドン・キホーテの創業者。1980年に創業してから常に右肩上がりを続け、これまで30期連続で増収増益を達成させるかなりの敏腕経営者です。シンガポールの高級住宅街に床面積約790平方メートルの住居を購入しその金額が17億円。ザ・お金持ちの象徴ですね。
16位:野田順弘(のだまさひろ)氏 – 総資産:3360億円
株式会社オービック代表取締役会長兼社長。当時の業界の先駆けとも言えるコンピューター管理システムの会社を設立し、以後業績を伸ばし続けています。お金持ちエピソードでよく語られる馬主でもあり、総額数十億も使い多くの名馬を落札しています。特に2日間で馬に19億ほど使った話は非常に驚きました。
17位:大塚実・裕司(おおつかみのる・ゆうじ)氏 – 総資産:3350億円
親子連名でのランクインです。実氏は株式会社大塚商会を設立し代表取締役社長として活躍されました。母校に対し、合計約4億もの私財を投じて改修工事を行うなど熱心な支援をする方としても有名です。息子である裕司氏は2001年に社長職に就任し、その後9年間で売上1000億、利益100億以上を伸ばした手腕が高く評価されています。
18位:小林一俊・孝雄・正典 氏 – 総資産:3320億円
株式会社コーセーの一族として連名でのランクインです。一俊氏が代表取締役社長、孝雄氏が専務取締役、正典氏が常務取締役として営んでいます。祖父である小林孝三郎氏が創業した株式会社コーセーは「コスメデコルテ」「雪肌精」などのブランドを擁する化粧品メーカーであり、国内では資生堂に次ぐ売上規模を持っています。
19位:韓昌祐(ハン・チャンウ/かんしょうゆう)氏 – 総資産:3000億円
大手パチンコグループ株式会社マルハンの創業者であり代表取締役会長。名前で分かる通り韓国の出身であり、2001年に日本国籍を取得しています。1945年の戦乱の中、密航船に乗り込み密入国した事実があります。パチンコ業でかなりの財を手に入れたものの必要以上のお金を使わないことが流儀であり、人に奢ったりプレゼントすることはほとんどないという話が有名です。
20位:宇野正晃(うのまさてる)氏 – 総資産:2570億円
九州を中心にドラックストアを展開してきた株式会社コスモス薬品の創業者兼代表取締役会長。「365日安い」を謳う中で、小売業として前線に立ち続けられているのは、徹底した品揃えと売り場づくり、そして社員の教育の賜物と語られています。基礎を徹底したからこその今があると言えます。
21位:多田勝美(ただかつみ)氏 – 総資産:2520億円
東京都港区に本社を構える大手建築会社である大東建託株式会社の創業者。代表取締役社長兼会長として2011年まで前線で活躍されていました。その年に自身が保有する株式30%を株式公開買付(TOB)により売却。およそ2100億円もの財産を取得しました。
22位:木下盛好 一家(きのしたしげよし)氏 – 総資産:2460億円
一族でのランクインです。日本の貸金業者で有名なアコム株式会社の代表取締役社長兼会長を務めています。父である政雄氏が創業しており、盛好氏は一般社員として入社し下積みから徐々に功績をあげ、入社20年後に代表取締役社長に就任した経歴をお持ちです。
23位:前澤友作(まえざわゆうさく)氏 – 総資産:2030億円
ZOZOTOWNで有名な前澤氏。株式会社ZOZOの代表取締役としてネットショッピング業界を牽引してきたものの、2019年にヤフー株式会社の傘下に入ることを理由に社長を退任。Twitterで「100人に対し100万円のお年玉(総額1億円)をプレゼントする企画』が話題を集めました。私生活でも有名女優との交際が発覚するなどお金持ちらしいエピソードをかなりお持ちです。
24位:多田直樹・高志 氏 – 総資産:1820億円
兄弟連名でのランクインです。兄の直樹氏はサンドラック株式会社の代表取締役会長兼社長、株式会社フォレストモールの代表取締役会長など様々な会社の役職についており、資産を構築してきました。弟の高志氏も同様にあらゆる会社の社長職についており、大きな資産を蓄えています。
25位:武井博子(たけいひろこ)氏 – 総資産:1790億円
TFK株式会社の主要株主として知られています。旧会社名武富士の時代1980年代から2000年ごろまで消費者金融業界の最大手として君臨していました。博子氏の夫であった保雄氏が亡くなり会社は倒産しましたが、今だにお金持ちランキングに名前が上がるほどこれまで築いてきた資産は莫大なものであると伺えます。
26位:福嶋康博(ふくしまやすひろ)氏 – 総資産:1770億円
ドラゴンクエストで世界的に有名な株式会社スクウェア・エニックス・ホールディングスの名誉会長であり筆頭株主でもあります。日本のゲーム業界を盛り上げた立役者と言っても過言ではありません。スクウェア・エニックスの前身の会社を創業しており、一代で多大なる財産を築き上げています。
27位:元谷外志雄(もとやとしお)氏 – 総資産:1550億円
ホテル事業で成長し続けるアパグループの代表。CMやお金持ちっぷりでお馴染みの芙美子夫人の夫でもあります。長男はアパグループ株式会社の代表取締役社長を務めています。どちらかというと夫人の方がメディアに出て有名ですが、港区麻布に建てた豪邸は50億円ものお金を使っており、保有資産は莫大なものです。
28位:森佳子(もりよしこ)氏 – 総資産:1500億円
森氏は森ビル株式会社の取締役でありつつ森美術館理事長を務めております。森ビル株式会社はアークヒルズや六本木ヒルズなどの都市開発を手がける会社として有名です。代表取締役ではない立場の佳子氏がランクインするという結果から会社全体の総資産を考えると計り知れないですね。
29位:松井道夫・千鶴子(まついみちお・ちづこ)氏 – 総資産:1480億円
夫婦でのランクインです。道夫氏は芸術の道を進む夢を持っていたものの諦め一般職に務めていました。松井証券の2代目社長の長女・千鶴子氏と結婚し、松井家の婿養子となりました。様々な現場で活躍し1995年に4代目社長として就任し、その3年後ネット証券事業に参入し業界トップに躍り出る偉業を成し遂げました。本人の実力もありますが逆玉の輿として夢のあるお方ですね。
30位:襟川陽一・恵子(えりかわよういち・けいこ)氏 – 総資産:1450億円
陽一氏は「シブサワ・コウ」というペンネームで活躍しているコンピューターゲームのプロデューサーとして有名です。株式会社コーエーテクモホールディングスの代表取締役社長でもあり、妻の恵子氏は同社の代表取締役会長を務めています。歴史シミュレーションゲームで一世をふうびし、これからも数々のゲームやアプリで富を築いていくことでしょう。
31位:和田成史氏 – 総資産:1340億円
中小企業を中心に幅広く導入されている会計ソフト「勘定奉行」をはじめとする基幹業務システム「奉行シリーズ」を提供する株式会社オービックビジネスコンサルタント(OBC)の代表取締役社長。公認会計士であり、実業家である和田氏は、PCが登場し会計業務がコンピュータ化されはじめてきた時に起業し、当時はまだなかった会計アプリケーションソフトを開発しました。
32位:栗和田榮一(くりわだえいいち)氏 – 総資産:1310億円
佐川急便株式会社に持株親会社であるSGホールディングス株式会社の代表取締役会長を務めています。実父が創業者であるが、まだ榮一氏が胎児だった頃、父が出奔したため顔を知らずに育ちました。30代半ばにしてその父からの誘いを受け佐川急便に入社。父の社員を使い捨てる風潮とは反対に社員を大切にする経営方針で活躍されました。
33位:小川賢太郎(おがわけんたろう)氏 – 総資産:1280億円
株式会社ゼンショーホールディングスの代表取締役会長兼社長兼CEO。当社はすき家を始めとする外食チェーンや各種スーパーマーケットを傘下にもつ持株会社です。役員報酬や株の配当金を合わせると10億円近い金額の年収を貰っていると推測でき、お金持ちさが現れています。
34位:岡田和生(おかだかずお)氏 – 総資産:1280億円
パチスロ機の大手メーカーである株式会社ユニバーサルエンターテインメントを創業。第一線を退いた後、フォリピンの首都マニラにて巨大カジノリゾート「オカダマニラ」をオープン。世界中にセレブを魅了するカジノを建設し、日本のカジノ王と呼ばれています。
35位:福武總一郎(ふくたけそういちろう)氏 – 総資産:1230億円
株式会社ベネッセホールディングス、株式会社ベネッセコーポレーションの創業者の長男として生まれ、現在は名誉顧問として活躍されています。慈善活動家としても名が知られており、美術館運営や文化・芸術の地域振興を行っており、これまでに投じてきた資産は250億円も超えると言われています。
36位:鈴木郷史(すずきさとし)氏 – 総資産:1180億円
株式会社ポーラ・オルビスホールディングス代表取締役社長兼株式会社ポーラ代表取締役会長を務めています。ポーラの創業者は祖父であり、3代目社長は叔父である経営者一家。主に婦人用の化粧品の製造販売を手掛けており、国内の化粧メーカーとして売上高第4位に付けています。
37位:荒井正昭(あらいまさあき)氏 – 総資産:1120億円
株式会社オーブンハウスを創業し代表取締役社長を務めています。今回のお金持ちランキングで初めてのランクインを果たしました。「社会の中で一番になるには、社会に最も価値を提供しなければなりません」というトップにこだわり続けている荒井氏の性格がわかる名言です。
38位:飯田和美(いいだかずみ)氏 – 総資産:1070億円
飯田グループホールディングス株式会社を牽引する飯田一族の一人。当社は数十社の不動産会社を束ねる持株会社です。和美氏は売上高1兆円を超えるグループの関連会社の株式を多く保有しているため、その配当で得られる報酬はかなり大きなものと考えられます。
39位:大倉昊(おおくらひろし)氏 – 総資産:1050億円
株式会社ノエビアを創業し現在は株式会社ノエビアホールディングスの代表取締役会長として在職しています。50年以上の歴史を持つ当社を経営し続けた敏腕の持ち主です。発行株式の内の22%ほどを所有しており、年間の配当が1億円を超えるとされています。
40位:藤田晋(ふじたすすむ)氏 – 総資産:1030億円
IT業界の前線で活躍し続ける株式会社サイバーエージェントの代表取締役社長。学生時代はバンドに明け暮れた日々を過ごしていましたが、今ではアベマTVなど革新的なサービスを世に打ち出す起業家として名を馳せています。ベンチャー界隈の若者の憧れとして君臨しており、ランキング入りを果たした今より多くの方から憧れられる存在になることでしょう。
41位:里見治(さとみはじめ)氏 – 総資産:1020億円
セガサミーホールディングス株式会社の創業者兼代表取締役会長CEOを務めており、馬主としても有名な方です。「サトノ〜」「〜サミー」と名がつく馬の所有者であり、使用した資金は数十億円にものぼると噂されています。2015年に自宅が襲撃される事件が起き、狙われるほど大きな富を築いた里見氏はその当時年収20億円もらっていたとのことです。
42位:田中良和(たなかよしかず)氏 – 総資産:1020億円
SNSの「GREE」の開発者でそのサービスを運営するグリー株式会社の創業者兼代表取締役社長です。2010年には35歳以下の10億ドル以上を保有するビリオネアとしてアジアで1位と紹介された過去を持ち、現在もお金持ちランキングに登場し続けています。若者を鼓舞するような発言も多々あり、人気の経営者の一人です。
43位:和佐見勝氏 – 総資産:1000億円
「桃太郎便」で知られる株式会社丸和運輸機関の代表取締役社長。埼玉県の農家に生まれ、トラック1台で物流業界に飛び込み、EC市場の成長を追い風に事業を拡大してきた経営者です。中国への進出をはじめとしたグローバル展開を見据えており、今後の更なる活躍が期待される人物です。
44位:上月景正(こうづきかげまさ)氏 – 総資産:980億円
コナミホールディングス株式会社の創業者であり、代表取締役会長を務めています。当社はゲームメーカーやスポーツクラブを傘下に持っており、様々な業界でトップを走り続けています。構築した個人資産を捻出して上月財団を設立しました。スポーツ・文化・教育の振興および発展に寄付することを目的にしており、社会に貢献する財団法人です。
45位:杉浦広一氏 – 総資産:970億円
薬剤師であり実業家である杉浦氏は、スギ薬局を創業し、現在スギホールディングス代表取締役社長。退学の薬学部の後輩であった杉浦夫人と共に畑の一角に最初の店舗を出してから、現在は「地域医療対応型ドラッグストア」として業界トップ3に入るチェーンを経営しています。
46位:石原昌幸(いしはらまさゆき)氏 – 総資産:950億円
株式会社石原ホールディングスの代表取締役社長。当社はパチンコメーカーで有名な株式会社平和の株を38%ほど保有しており、莫大な配当金を貰っています。港区のタワーマンションと沖縄県那覇市の豪邸を自宅として構えており、パチンコ業界はかなり儲かる産業であると伺えます。
47位:金沢要求・全求 氏 – 総資産:940億円
パチンコを遊ぶ方で知らない人はいない海物語シリーズを大ヒットさせた株式会社三洋物産の代表取締役社長を全求氏が務めています。要求氏は会長を務めていました。これまで数々のヒット機種を開発し多くのパチンコ。パチスロファンに愛されています。
48位:石橋寛(いしばしひろし)氏 – 総資産:940億円
東京都港区に事務所を置く公益財団法人石橋財団の4代目理事長を務めています。主たる事業としてブリヂストン美術館の運営をしており、石橋一族は世界最大手のタイヤメーカーである株式会社ブリヂストンを創業し経営しています。
49位:山田進太郎(やまだしんたろう)氏 – 総資産:930億円
フリマアプリとして誰もが知る株式会社メルカリを設立し、代表取締役CEOを務めています。42歳という若さでランクインを果たしました。学生時代に楽天でインターンし、楽天オークションの立ち上げを経験するなど当時から頭角を表していました。メルカリ以前にもウノウという会社を設立し成長させたのちに売却するなど起業家として憧れられる存在です。
50位:佐藤洋治氏 – 総資産:870億円
パチンコホール大手、ダイナムの持ち株会社ダイナムジャパンホールディングスの取締役。2012年香港で上場した初めての日本企業です。佐藤氏が家業であった佐和商事(1987年にダイナムに社名変更)入社した当時、同社の店舗はたった2店であったと言います。現在、パチンコ・パチスロ業界ではマルハンに続くNo.2の地位を確立しています。
日本のお金持ちトップ50人 まとめ
日本のお金持ちランキングを見ていかがでしたか。モノづくりの日本らしく製造業やメーカーで富を気付き上げた人が多い中で、業界として伸びているIT産業の方々もランクインしていました。芸能人やアーティストもお金持ちのイメージがありますが、総資産1000億円を超えるとなると、社長として起業をする方法しかないのかもしれませんが、ランクインしたほとんどの方が一代で資産を築いているので挑戦する価値はあるでしょう!「お金持ちになる!」と夢見てる方、どんな事業を起こそうか存分に活用してみてください。もしくは、ジャックポットを10回当てるか、ポーカーのワールドシリーズで10回優勝すればランク入りできるかもしれませんョ:)